ビジネスパーソンが取得したい資格の上位にランクインすることも多い、ビジネス実務法務検定。私は幸いにも、2016年12月の第40回試験で2級に独学一発合格を果たすことができました。
そこで、今後ビジネス実務法務検定2級(ビジ法2級)の合格を目指す方に向けて、学習法・勉強法をご紹介します。
勉強スタイルの選択
ビジ法2級は、独学で十分合格可能
これから勉強を始める方にとって、最初に悩むのが勉強のスタイル。ビジ法2級は合格率2-30%とそれなりの難度を誇りますので、予備校等への通学を検討する方も多いです。
しかし、ビジ法2級は独学で十分合格可能な試験。良質なテキスト・問題集をしっかりやり込めば、十分に独学合格することが可能です。
独学者は、テキスト選びで失敗が許されない
上記は裏を返せば、テキスト・問題集の”質”によっては合格が難しくなるということ。そのためある意味では、テキスト・問題集選びこそが合格を左右するともいえます。
なおテキスト・問題集の選び方については、別記事にて細かく解説しています。

不安な方は通信講座も検討してみて
会社で受検を指示されており、絶対に合格しないといけない… 法律にアレルギーがある…など、どうしても独学に不安がある方は、通信講座の受講も検討してみましょう。ビジ法2級の通信講座比較という記事で、おすすめの通信講座をまとめています。

ビジ法2級独学の基本方針
習うより慣れろ のスタンス
さて、それでは具体的な勉強方法を紹介していきます。
ビジ法2級の勉強においては、テキストをパラパラ眺めているだけでは絶対に合格しません。(他の資格試験でも同じですが)同じ問題を何度も解き、体に覚え込ませるというのが王道にして唯一の合格方法です。
ベタですが、「習うより慣れろ」という格言は伊達ではありません(笑)
問題集を1章単位で進めるのが基本方針
ちなみに、ビジ法2級の試験範囲は膨大。広く浅く様々なテーマから出題されます。そのため、1章ごとに知識を定着させていく勉強法がおすすめです。
ざっとテキスト1章を通読
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問題集1章を1周(大半が解けないと思いますが、気にせずに。間違えた問題はテキストで確認しましょう)
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日をおいて、問題集1章を再度解く(2周目)
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日をおいて、問題集1章を再度解く(3周目)
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1章を3周して、60%ぐらい正答できるようになったら、次の章へ
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以下、繰り返し
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問題集演習が最後の章まで到達したら、もう1~2周通しで問題演習
全ての問題を計4~5周できれば、ほぼほぼ知識として定着しているはずです。
最後には過去問演習を忘れずに
問題集のやり込みが完了したら、過去問演習も忘れずに。時間を計って、実際の試験方式に合わせた演習を行うことで、当日緊張することもなくなります。
※ビジ法2級は、公式HP等で過去問が公開されていないので要注意!過去問が付属している問題集を購入する必要があります。過去問演習ができていないと、試験直前に猛烈に不安になるのでご注意を…。
ビジ法2級のおすすめテキスト・問題集
上記に記載した勉強を進めれば、ビジ法は十分独学で合格可能なはずです。
繰り返しになりますが、ビジ法2級はテキスト・問題集選びがとても重要。良質なテキスト・問題集で、試験合格を通して実務にも役立つ知識を身につけてください。
皆さんの合格を応援しています!

