ビジネスマンが取得したい資格の上位にもランクインする、ビジネス実務法務検定試験。今回はその学習の第一歩となる、教材選びの方法をご紹介します。
基本的な勉強方針
テキスト通読より問題集・過去問演習を優先
どの資格試験にも言えることですが、ビジ法2級の勉強にあたっても「習うより慣れろ」のスタンスが正解。また、勉強中はいろいろな教材に手を出したくなるものですが、そこはぐっとこらえて。時間も有限ですので、コレと決めたテキスト・問題集を信じ抜きましょう。
そういった意味では、最初の教材選びが試験勉強の肝ともいえます。
※詳しい勉強法は別の記事で解説しています。

1カ月でビジ法に独学合格する勉強法
ビジネスパーソンが取得したい資格の上位にランクインすることも多い、ビジネス実務法務検定。私は幸いにも、2016年12月の第40回試験で2級に独学一発合格を果たすことができました。
そこで、今後ビジネス実務法務検定2級(ビジ法2...
おすすめテキストの選び方
テキストは公式版に軍配
それでは、ある意味最重要項目である教材選びについてご紹介。まずテキストを選ぶうえで重要視すべきポイントは、試験範囲を、抜け漏れなくフォローしているかという点。問題演習でわからないところがあった時に、テキストに答えが書いていないと悲惨です。
おすすめ問題集の選び方
問題集は、勉強に割ける時間で選ぶ
一方問題集選びは、少し勝手が違います。先ほども登場した東京商工会議所・翔泳社がそれぞれ問題集を発売していますが、こちらはどちらも非常に優秀。違いは収録している問題の数と、過去問の数です。
特にビジ法の試験は、過去問があまり出回っていないことでも有名。資格試験勉強の王道である「過去問演習」を充実させるためにも、過去問を複数回収録している問題集を選びましょう。
テキスト・問題集選びのまとめ
テキストは公式一択!問題集は時間の余裕に合わせて選択を
テキストは辞書代わりに使用するため、公式テキストで試験範囲を完全に網羅。
問題集は、時間に余裕がある方は公式問題集を。短期間での合格を目指す方は翔泳社テキストを購入することをお勧めします。目安としては、60時間以上ビジ法の試験勉強に費やすことができるのであれば、公式問題集の購入を検討してもよいでしょう。