ビジ法2級難易度,勉強時間を国家資格(司法書士)と比較

資格受験にあたって気になるのは、その試験の難易度でしょう。このサイトで紹介しているビジネス実務法務検定2級は、結論、そこまで難易度は高くありません。しかしながら、回によっては合格率が20%程度まで落ち込むことも。

法律を広く浅く学習する力が問われる

これは、法律の勉強のお作法を知っている必要があるから。ビジ法勉強の中だるみを乗り切る方法にも書きましたが、法律の勉強は「原則と例外」を理解することが大切です。その法律特有の学習方法にクセがあり、またその割に試験範囲が広いため、途中で挫折してしまう方が多い印象です。

大学生の時に少し法律を勉強していたため、勉強の入り自体は悪くなかったのですが、やはり聞いたことがない用語などが出てくるので最初は困難に感じることがあると思います。ただ、法律等を習得すると後々自分のためにもなりますし、とても良い勉強になると思いますので、企業内で法律を扱っている方は積極的に受験をされた方が良いと感じました。(N.Kさん 勉強時間80-100時間)

全く法律の知識もなく、興味もなかったので、最初は難しすぎてチンプンカンプンでした。模擬試験問題集を解きながら、ポイントの部分をと何度も照らし合わせて、問題集も何回も解きました。そうしたら、本試験でも同じような問題ばかりが出たので、勉強の成果を十分に発揮することが出来ました。(G.Mさん 勉強時間50時間)

 

勉強時間は20-100時間と幅広い

勉強の入り口でつまずいてしまうと、勉強時間は100時間を超えます。とはいえ、それでも司法書士や弁護士といった国家資格に比べれば楽なもの。事実、こうした国家資格の勉強を進めてきた方にとっては易しい検定。20時間未満の学習で合格している方もいらっしゃいます。

法学検定や宅建を受験したことがありましたが、ビジ法試験範囲は勉強したことがない科目や参考書などがあまりない科目もいくつかありました。ただ最終的には試験はマークシートなので、細かい部分は割り切って勉強すればあまり問題はありません。満点を取るのは難しいですが、合格点さえ上回ればいいだけのことなので、合格点を取るだけならばそんなに細かい部分はいあらず、核心部分だけで済むということがよくわかりました。(I.Kさん 勉強時間20-40時間)

行政書士にトライしていましたが不合格となり、この検定試験にチャレンジしました。月並みな勉強方法かもしれませんが、しっかりと自分に合った参考書を選定し、それをポイントだけを絞って何度も勉強して読み返しながら、過去問題をひたすら、回答をしていきました。これだけやれば問題なく合格をすることができるかと思います!(Y.Aさん 勉強時間20時間程度)

そして費用面で、国家資格よりリーズナブルなのも魅力の一つ。受験料込で1-3万円もあれば十分です。法律が自分と相性がよいか検証するために、国家資格の足がかりとして受験してみるのもよいでしょう。

超難関資格試験では過去問だけでは合格するのは難しいですが、この検定試験に限っては2級までならば過去問の勉強をすることで無理なく合格点を取ることは可能です。しかしただ過去問を解くのではなく、1問ごとに全ての肢の問題に対してどうして正解なのか間違っているのかということを意識しながら解いていくようにしました。そうすることで、理論付けて覚えていくことができますので忘れにくくなります。

ビジネス実務法務検定は広く浅く様々な法律を勉強することができますので、法律好きには面白い試験です。実社会で知っておけば役立つ債権の知識や契約に関する消費者保護法の知識は役立ちます。私たちの生活に直結する法律の勉強ができますので、法律の勉強を始める登竜門としては良いかもしれません。この検定試験からさらに難しい法律の資格試験へとステップアップできます。(A.Tさん 勉強時間60-80時間)

データ上の合格率に惑わされず、正しい学習方法を貫けば、必ず合格は勝ち取れます!

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